POLA TALKER'S TABLE(ポーラ トーカーズ テーブル)
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POLA TALKER’S MUSEUM

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POLA TALKER’S MUSEUM REPORT

12/17(sun)

「おしゃれの行き詰まり」は、こう変える。

Speaker マダムH / 佐藤治子さん

今回のスピーカーは、おしゃれに迷える大人の女性たちに金言を発信し続ける人気ブロガー“マダムH”こと、ファッションジャーナリストの佐藤治子さん。佐藤さんのブログは月間70万PVを誇るとあって募集開始よりお申し込みが殺到! この日の会場には抽選で選ばれた方々にお集まりいただきました。
「人生には誰しも節目がある。40代、50代、60代。私の場合もだいたい10年ごとに節目がありました。節目がくると人は生活や考え方が変わり、また加齢に伴って体形も顔も変わっていく。そこで今まで着ていた服がしっくりこなくなる。おしゃれの行き詰まりです。でも、そのときどきの自分にとって無理せず楽しめるスタイルが皆さんにそれぞれあるはず。そんな“マイスタイル”を確立することで、おしゃれの行き詰まりは乗り越えられます」。

“マイスタイル”を作るには、まず今の自分の生活に必要なアイテムを知ることが大切。シーズンに着る服を床に並べて、何が足りないのか、似合うアイテムを持っているのかを把握。そして服を買うときは、例えば働いている人なら“これ仕事にも着られる?”など考えず、仕事とプライベートで服を分けることが大事だそうです。「仕事服はコスプレと割り切り、ある程度きちんとしたアイテムで5パターン用意。プライベート用には、ファストファッションの旬のデザインや色のアイテムで、おしゃれを楽しみましょう」。特にグローバルブランドはサイズ展開も豊富で大人が着ても意外とシルエットがキレイ。敬遠せずに試着してみると新しい自分を発見できるかもしれません。

次に、ベーシックカラーを決める。黒か、紺か、茶か。おすすめは似合う定番色でのワントーンコーディネート。地味にならないコツは、光沢のあるもの、透け感のあるものなど素材の組み合わせで工夫することだそうです。そしてマイアクセントカラーとして好きな色を靴やバッグなど小物でプラス。さらにインナーで白を使うとより上手にまとまるそうです。ただし無難に見える黒は実は最も難しい色だとか。「黒のワントーンは間違えたら喪服になってしまう。大人が黒をおしゃれに着るなら、ベルベットやシフォンなど素材が華やかなものを。そして口紅や小物に赤を効かせる。これでぐんと変わります」。

ほかにも“ジャケットは肩で合わせる”“パンツはヒップではく”など自分に合うサイズバランスで服を着こなすこと、スタイリングは靴で遊ぶとおしゃれに決まること、大人の女性のスカーフにはエルメスのカレがマスト、など、項目別にマイスタイルを作るコツをわかりやすく教えてくださった佐藤さん。後半は参加者の方からも「ミニマムスタイルでも地味にならないコツは?」「佐藤さんは細くて素敵。体形キープの秘訣は?」「子どもが小さく時間もお金にも余裕がない。どうしたらおしゃれできる?」などの質問が飛び交い、大人のおしゃれ談義に花が咲きました。

「おしゃれな人ほど、情報にまどわされすぎるんです。おしゃれだけが人生じゃないし、そんなにお金を使う必要もない。その人を良く見せてくれる似合う服があればいい。私自身は古希を迎えて、行き詰まるというよりもう“何を着ようが好きにさせてちょうだい”という心境。これが歳をとる醍醐味なのかもしれませんね(笑)」。
佐藤さんの貫禄のメッセージに、大人になるのがますます楽しみに思えてきた回でした。

speaker

マダムH / 佐藤治子さん

1947年生まれ。パタンナーとして服飾業界に入り、
その後ニットデザイナー、子供服、婦人服、ルームウエア、DCブランドなど
アパレル産業の隆盛とともにあらゆる既製服のデザイナーとして活躍。
2011年にクローゼットに眠る価値ある服を再生させるお直しサロン「REMODE(リモデ)」をスタート。
ブログ「madameHのバラ色の人生」は月間70万PVを誇る大人気コンテンツ。

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